カテゴリ:Pan Tacher 125mm( 2 )

gargoyle.

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学び舎に悪鬼の近づかないよう守るのが、この眼を見開き恐ろしい形相をした
ガーゴイル達の役目です。
そういえば、日本では4つの眼を持ち、獣の革をかぶった恐ろしい形相の方相氏が
追儺(ついな)の儀式を受け持ちました。

"眼"というのは古来より、どこか恐ろしく忌諱されるものとして、
またその反転の守神として信仰されてきたもの。
写真に使われるレンズも、工業製品という制御された枠組みを超えて、
どこかそういった対象と同一視される点があるように思えるのです。








 

 
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by K_Mutori | 2013-12-02 01:37 | Pan Tacher 125mm

ASTRO-BERLIN Pan-Tacher 125mm/f2.5

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ASTRO-BERLIN社は日本ではまだあまり馴染みの無いメーカーの様ですが、
映画用のレンズを中心に多種多様なラインナップを展開していた
戦前、戦後にかけての一大光学メーカーです。

中でも特に有名な看板レンズがこの"Pan-Tacher"シリーズ。
主にF1.8のラインとF2.3のラインが有り、少ない構成枚数で納得の描写。
中心解像力がぐっと高く、回りを少し引っ張る様な力強い描写のレンズが多い
パワフルな描写傾向のメーカーという印象です。

上の写真でも、時計台の窓の陰影まですきっと描写してくれました。
アストロ・ベルリンという少々古風な名前にも、
往時の宇宙や科学への幻想が垣間見えるようで、趣深いものです。

タッカーシリーズには他にもガウス・タッカーや
魅力的な名前のピクトリアル・タッカーなんていうレンズも存在していました。
マウントもエキザクタやライカマウントなど多種多様に存在するので
全容が掴み難いメーカーですが、個人的にはKinoptikと並んで興味深い光学メーカーだと思います。





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by K_Mutori | 2013-11-22 02:03 | Pan Tacher 125mm

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