ASTRO-BERLIN Pan-Tacher 125mm/f2.5

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ASTRO-BERLIN社は日本ではまだあまり馴染みの無いメーカーの様ですが、
映画用のレンズを中心に多種多様なラインナップを展開していた
戦前、戦後にかけての一大光学メーカーです。

中でも特に有名な看板レンズがこの"Pan-Tacher"シリーズ。
主にF1.8のラインとF2.3のラインが有り、少ない構成枚数で納得の描写。
中心解像力がぐっと高く、回りを少し引っ張る様な力強い描写のレンズが多い
パワフルな描写傾向のメーカーという印象です。

上の写真でも、時計台の窓の陰影まですきっと描写してくれました。
アストロ・ベルリンという少々古風な名前にも、
往時の宇宙や科学への幻想が垣間見えるようで、趣深いものです。

タッカーシリーズには他にもガウス・タッカーや
魅力的な名前のピクトリアル・タッカーなんていうレンズも存在していました。
マウントもエキザクタやライカマウントなど多種多様に存在するので
全容が掴み難いメーカーですが、個人的にはKinoptikと並んで興味深い光学メーカーだと思います。





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# by K_Mutori | 2013-11-22 02:03 | Pan Tacher 125mm

Zeiss Biotar 7.5cm/f1.5

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Carl Zeiss社の設計した、戦前のノンコーティング・ビオターのエキザクタマウント。
真鍮に分厚いクロムメッキのかかった、素晴らしく良い造りで重いレンズです。

戦前としてはかなり明るいF1.5で、さすがビオター安定した描写かと思っていましたが…
あれれ?どうやら結構なクセのあるレンズの様です。

前後に渦を巻く様に流れ、フレアもかかりますがピント面はシャープ。
これ位早い時期のBiotarの方が、個人的には好みかもしれません。
後期になるにつれて、すこし理知的になっていく印象。

この描写は嬉しい誤算で、さっそくプリントしてみるのが楽しみです。



 
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# by K_Mutori | 2013-11-21 01:59 | ZEISS Biotar 7.5cm

Ernostar 10.5cm / f1.8

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大柄でも、極めてしっかりとした線を持つエルノスター。
ゾナーに受け継がれて行くこの描写は、メルテ博士の
自然科学的ヴィジョンまで伝わる真っすぐな描写です。

被写界深度も驚く程薄いですから、浮かび上がる様な
大判写真の様な描写も期待出来そうです。

エルネマンの星の、その描写。





 
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# by K_Mutori | 2013-10-14 00:58 | 写真機とレンズ

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