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Rectaflex1300

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10月末にさるイベントに参加する事になりました。
『Tokyo Graphic Passport 』、Portfolio Viewingと題して様々な制作者の方が集まるイベントです。
私Mutoriも僭越ながらフォトグラフ部門で参加する予定ですが、
まだ正確な日取りが決まっておりませんので、決まり次第これは再度ご連絡させて頂きます。

スキャンによる整ったトーンのイメージではなく、
銀粒子の物質感に裏打ちされたプリントをお見せ出来ればと思います。



さて、そんな事も有りいろいろ準備に手間取っていますがー
閑話休題ここ最近使っている機材についてなど。

Rectaflex1300、その使用感にめっぽう参ってしまい、
初めて35mm一眼レフで作品制作に望んでいます。

Rectaflexは35mm判一眼レフの最初期に制作された一眼レフの中の1つです。
アルパレフレックス、コンタックスS、キネエキザクタ、イギリス製レイフレックス等
初期一眼レフには美麗なデザインのカメラがそろっておりますが…
その中でもこのレクタフレックスのデザインは白眉と申し上げてよろしいでしょう!

重厚な真鍮のボディシェルに
たっぷりとしたクロムメッキの輝き。

丁寧に面取りされたダイヤル類を絶妙に配置し、
まとめあげたその流麗なボディデザインはイタリアン・モダンデザインかくありと、
そう納得させるに十分の質感でしょう。

そのデザインにイタリアンクラシックカーを挙げた御人がいらっしゃいましたが、
まったくしかり。
しかし私にはマルケッティやサヴォイア等の、
大空を駆けた古いイタリア製飛空艇の美しいボディデザインも
併せて思い浮かぶのです。


またもう一つ特筆すべきはそのファインダーで、
全てある一つのキネマの様な、
古い映画スクリーンの様に危うく、それでいて精細、鮮烈なファインダーに
一発で参ってしまったのでした。

『アンジェニュー・パリ』や『シュナイダー・クロイツナッハ』、『サム・ベルチオ』『オールドデルフト』
綺羅星の様なレンズを交換レンズに持ち、
素晴らしいパッケージング、作動感。

しばらくこのカメラをメインに製作を行いたいと思います。
by K_Mutori | 2011-09-20 02:16 | 写真機とレンズ

モノクロームメインでの写真Blogです。


by k_Mutori